
このブログでわかること
- 子育て世帯がやりがちな“やってはいけない”資産運用5つのNG行動
- FPが現場で見てきた失敗例とリアルな数字
- 家庭の資産形成を成功に導く考え方・運用ルール
- 実際に筆者(FPパパ)が家計相談で伝えている本音アドバイス
- 失敗しないためのチェックリスト付き
はじめに|「資産運用=正解」ではない時代!FPが語る“家庭で絶対NG”な行動とは
「投資しなきゃ…でも、子どもの将来が不安」「資産運用って本当に安全なの?」
こんな悩み、子育て世帯ほど多いもの。
FPとして15年以上、1000世帯以上のご相談を受けてきた中で、「資産運用が裏目に出る家庭」「想定外の失敗で家計がピンチになる家庭」も少なくありませんでした。
本記事では、子育て世帯だからこそ“絶対にやってはいけない”NG行動を、リアルな数字・現場の声と共に本音で解説します。
1. 生活防衛資金“ゼロ”で投資をスタートする
「今すぐ投資!早く始めないと損!」
そんな情報に踊らされ、生活費3ヶ月分も残さずにNISAや株に全額投資…これは最も多いNGパターンです。
実際、FP家計相談で約4割のご家庭が「貯金ゼロor1ヶ月未満」で投資をスタート。
突発的な医療費・家電の買い替え・引っ越し…“現金が必要な時”に損切りせざるを得ないケースが急増しています。
最低3~6ヶ月分の生活費は「絶対キープ」が鉄則です。
2. “リスク許容度”を無視してハイリスク投資に手を出す
子育て世帯は「いつ、どんな出費が必要になるか」見通しが立てにくい。
そんな中、仮想通貨・FX・レバレッジ投信などに多額投資して失敗したご家庭も。
実体験:FP相談で「300万円を仮想通貨一点集中→半年で半分以下」という例も。
「子どもが熱を出してパートを休む→収入ダウン」といったリスクも計算に入れる必要があります。
“資産運用=コツコツ・分散・長期”を基本に!
3. 教育資金と生活費を“混ぜて管理”してしまう
「貯金は一括管理でいいや」と思いがちですが、教育費・生活費・運用資金の混在はNG!
FPとして驚くのは「NISA口座に“教育費用”まで全部つぎ込んだ」ご家庭が約2割も存在したこと。
進学・塾・急な出費…“絶対に減らせないお金”は投資ではなく“別口座”で死守が鉄則。
「児童手当」「ボーナス」「学資保険」も“教育費専用”に振り分けましょう。
4. “節税だけ”に目がくらみ、資産運用の目的がブレる
iDeCoやNISA、「節税」や「お得」ばかりに目がいき、“本当に必要な時に引き出せない”事態に。
FP相談例:「iDeCoに毎月2万円拠出→住宅ローンで資金ショート→やむなく一時停止」など。
「目的=使う時期と用途」を明確にして選ぶこと。
「手続きが複雑」「資金拘束が長い」商品は、家庭状況に応じて慎重に判断!
5. SNSやYouTubeの“情報をうのみに”して行動する
「有名な人が言っていたから」「バズってたから」で即行動は危険!
FPとして感じるのは、ネット情報だけで判断→“自分の家庭”に合わず失敗したケースの多さ。
・例:「Twitterでバズった米国株一点買い→暴落で資産半減」「YouTube動画で話題の副業→思わぬ課税やリスク」
情報は「自分の家計に落とし込む」ことが大切です。
FPが提案!子育て世帯のための“資産運用マイルール”
- 生活防衛資金3~6ヶ月分は“絶対死守”
- 教育費・生活費・投資資金は必ず「口座・用途」を分ける
- 資産運用は「分散・長期・低コスト」が基本
- ネット情報は「家庭の目的・家計と照合」して取捨選択
- 迷ったらFPやプロに無料相談するのも手
Q&A|よくある質問&FPの本音アドバイス
- Q. すでに失敗したかも…やり直せる?
A.「気づいた今が一番若い日」まずは現状把握と“リスク分散”の再設計を! - Q. 家計に余裕がないと投資は無理?
A.「少額・コツコツ・無理なく」が一番の近道。月5000円からでもOK。 - Q. 子ども名義の口座や資産運用はした方がいい?
A.目的とリスク管理を明確に。学資保険やジュニアNISAの「使い勝手」も比較を!
まとめ|FPの本音で語る、子育て家庭の“資産運用は慎重に”
いかがでしたか?
- “NG行動”を避けるだけで、将来のリスクはグッと減らせる
- 家庭ごとの正解は違うからこそ「仕組み」「目的」「分散」が大切
- 迷った時は一人で悩まず、専門家の意見も活用しよう
FP目線の本音アドバイスで、子育て世帯のお金の不安ゼロを目指しましょう!
疑問・相談・失敗談シェアもお気軽にコメントください。