
「気づいたら毎月赤字…」 「パートナーとお金の話をする時間がない…」
そんな子育て世帯にこそおすすめなのが、FP家庭で実践している“月1家族会議”です。
筆者はファイナンシャルプランナー(FP)として1000世帯以上の家計相談を行ってきましたが、実は自宅でも家族で「月に1回のミーティング」を行っています。
「家計」「旅行」「今後の支出」を見える化し、みんなで未来を考えるこの習慣は、家族の絆とお金の安定を同時に育ててくれます。
このブログでわかること
- 月1家族会議のやり方と具体的な議題
- 子どもにも伝わる「お金教育」の実例
- FP家庭のリアル家計管理ルール
- 旅行や目標を家族で楽しく計画する方法
🔍 なぜ今「月1家族会議」が注目されているのか?
家計の見直しやライフプラン作りで最も重要なのは、家族が同じ方向を向くこと。
しかし現実は…
- ✔︎ ママだけが管理してる
- ✔︎ パパが収支を全く知らない
- ✔︎ 夫婦で話すのは「ヤバいときだけ」
これでは、節約も投資もうまくいきません。
月1回、15分でも「お金の話をする時間」をつくるだけで、劇的に変わります。
📅 FP家庭の「月1家族会議」リアル実例(所要時間30分)
第1部:今月の支出をざっくり確認(10分)
- ・先月の食費・外食費・特別支出を軽くふり返り
- ・想定とズレた支出があれば共有
👨👩👧「今月は給食がなくて、お弁当代がかさんだね」など生活の変化も確認
第2部:貯金&積立状況をチェック(5分)
- ・児童手当、つみたてNISA、旅行積立など
- ・目標額と現在額を「見える化」
📊 我が家ではGoogleスプレッドシートを夫婦共有中!
第3部:今月のイベント・出費を共有(10分)
- ・保育園行事、プレゼント、帰省など
- ・特別支出を事前に予定に組み込む
💬 「来月の七五三は写真代+衣装代で◯万円」などもこのタイミングで確認
第4部:次の旅行の計画(5分)
- ・次の3連休や長期休暇にどこ行く?
- ・マイル・ポイント残高の確認
✈️ 子どもが行きたい場所を聞いて、貯める目的が明確になる!
📚 FP的・家族会議でやってよかった効果
✅ 家計の「見える化」で夫婦の温度差がなくなる
「なぜ今節約が必要なのか」が共有できるので、パートナーも協力的に!
✅ 子どもも“お金に関心”を持ち始める
「今月の目標貯金額」と「旅行のための積立」の話に、子どもが参加してくるように。
✅ 旅行や買い物が“未来に向けた戦略”になる
欲しい物を我慢するのではなく、「じゃあ来月これを優先しよう」と整理できる思考力がつく。
📌 会議を成功させるためのコツ
- 🔸 責めない・怒らない・褒めるスタンス
- 🔸 難しい用語・数字を使いすぎない
- 🔸 スマホを見ず、目を合わせて話す
- 🔸 子どもにも発言のチャンスを
会議というより「月イチのファミリーミーティング」のような柔らかい雰囲気が◎
🧮 FP家庭のリアル数字を公開
我が家の家計の変化(家族4人・共働き):
- 👛 食費:月8.2万円 → 7.5万円に改善(▲7,000円)
- 🏦 旅行積立:月1万円 → 1.5万円に増額
- 💸 衝動買い:月1.5万円 → 5,000円以下に抑制
月1回15〜30分の対話で、ここまで変わるのは正直驚きでした。
まとめ|「お金の話ができる家族」は一生の資産
子育て、教育費、住宅ローン、老後資金…。
これから先、お金の悩みは尽きません。
でも、家族で「お金について話せる」「目標を一緒に作れる」 そんな状態をつくっておくだけで、未来に対する安心感はまるで違います。
まずは来週末、家族で「月1ミーティング」を始めてみませんか?
FP家庭で実践しているリアルな方法、ぜひ参考にしてみてください。

